中学生の娘はしばらくZ会の問題集を使っていたのですが、今はその問題集を弟が使っています。
娘がZ会を受講していたのはほんの数ヶ月ですが、Z会は受講を始めた月に一年間に必要な総まとめ的な問題集を追加料金ゼロでプレゼントしてくれるんです。
その問題集が使いやすくて、日々の予習復習&定期テスト対策としても十分活用できるクオリティでかなり助けられています。
その中でも今回は、Z会の中学生向け問題集「テキストスタイル数学(高校受験コース本科)」のご紹介をしたいと思います!
【Z会中学生問題集】数学テキストスタイル本科の教材内容一覧(スタートセット&通常講座)
Z会問題集テキストスタイル(紙タイプ)は「スタートセット」と「ZStudy本科(高校受験コース)」の2種類に分かれています。
「スタートセット」は新規入会時と学年が繰り上がったタイミングの春先に送られてくる特典的な教材で、「ZStudy本科」は毎月郵送される月一の教材です。
それぞれどんな特徴があるのでしょうか?
【Z会中学生問題集】数学スタートセット(高校受験コース)の詳細
Z会中学生向け問題集「数学スタートセット(高校受験コース)」は、
- 「定期テスト攻略ワーク数学」
- 「スキマ学習」
- 「確認テスト数学」
この3つの問題集がセットになっています。
出題範囲自体は共通ですが、それぞれの問題集ごとに出題形式や難易度が違います。
Z会数学中学生向け問題集「定期テスト攻略ワーク」の特徴や難易度
Z会数学中学生「定期テスト攻略ワーク」は一年間分の範囲をしっかり網羅したお得な問題集で、ボリュームも文句なしの150ページ越えです。
問題集の巻頭には小学校の復習(中1の場合)と、巻末には学年全体の総まとめがあり、小単元ごとに解説やヒントがありつつの基礎問題演習になるので、自力でも勉強を進めることが可能です。
一通りの基礎問題が終わった後には、ノーヒントの練習問題&応用問題とステップアップ!自然に学力がついてくれます。
※息子の話だと、ここに出てくる応用問題のレベルと学校指定のワーク内の応用問題のレベルは同等程度ということです(息子の主観)
そこから更に、小単元のまとめとして「チャレンジ問題」のページがあったり、大単元のまとめとして「実力UP問題」が設置されています。
各々に取り組んだ印象としては、
- 「チャレンジ問題」・・・応用問題ページ以上に難しい
- 「実力UP問題」・・・基礎がメインで応用問題もある
という印象だったそうです。
「定期テスト攻略ワーク(中1数学)」のざっくりとしたイメージをお伝えすると、基礎と応用の割合は「1:1」くらいの体感。
どちらかというと基礎学力の向上がメインの参考書と言えます。
Z会数学中学生向け問題集「スキマ学習」の特徴や難易度
小単元ごとに解説ページ(1p)と練習問題ページ(3p)があって、全てのページが計算問題 になっています。
厄介だなと思いがちな図形やグラフ、文章問題はないものの、計算自体が難しく解くのに時間がかかるような問題も多く、計算力をつけることに特化した問題集です。
ちなみに息子の主観によると、
「基礎的な計算問題」と「応用的な頭をひねるタイプの計算問題」だと、「 基礎と応用→ 2:3 」という割合だそうで、見た目によらず難易度は高いということが判明しました(笑)
Z会数学中学生向け問題集「定期テスト攻略ワーク確認テスト」の特徴や難易度
教材の厚さは3mm位とかなり薄めなのですが、中を開くとこのように問題がびっしり並んでいます。
スキマ学習のようなゆとりスペースは一切ないので別に計算用紙を用意して解いていく形ですね。
テストに出そうな実践的な問題が多く出題されているのはもちろんのこと、一番の特徴は 応用問題の難易度の高さ です。
この確認テストは、一つの単元が2ページずつになっていて、最初のページが「A」、後半は「B」のページになっています。
「A」のページには基礎問題もちらほら出題されているのですが、「B」のページはかなり難しめの応用問題もあるようです。
スキマ学習や定期テスト攻略ワークで出題されていた難しめの問題が「一般的な応用問題」だとすると、確認テスト「B」の難解問題は「 さらに突っ込んだ応用問題 」という印象です。
壁にぶち当たっている本人としてはちょっと辛いかもしれませんが、ここまで難易度が高い問題に触れることができるのはかなり有難い。
この問題集はそのまま受験対策用の参考書としても大いに役に立ってくれそうです。
ちなみに 基礎と応用の割合は1:3 という体感だったそうです。(・・結構ハード)
Z会中学生向け問題集_数学ZStudy本科(高校受験コース)の詳細
Z会中学生向け問題集の中で、毎月送られてくる「数学ZStudy本科(高校受験コース)」は通っている中学校のカリキュラムに合わせて教材が郵送されます。
冊子自体は薄めですが内容はかなり濃くて、計算の解き方やコツ・アドバイスなどの解説がメインの参考書です。
解説をよく読みながら進めていけば、予習にも対応できるような内容だと思います。
(ただ、文字量が多いので集中力がない場合は辛いかもしれないので、その場合はタブレット教材や動画授業と併用すれば打開できるかもしれません。)
問題集「数学ZStudy」の概要としては、全体的な解説が数ページ、それに伴った問題演習が数題、教材の最後に掲載されているまとめ問題をクリアしたら提出課題の添削問題に取り組む流れです。
一ヶ月分の確かめをこの参考書一冊で対応できるのは有難いですね。
※添削問題はZ会に1枚提出するごとに0.5努力賞ポイントがもらえて、35ポイントから図書カードなどに引き換えが可能です。
【Z会中学生向け問題集】本科とスタートセットの違い
Z会本科は 解説がメインの教材、
スタートセット一式(定期テスト対策)は 問題演習に特化 している印象が強いです。
特に数学の場合は
- 基礎学力の向上には ・・・ 「定期テスト攻略ワーク」
- 計算力の向上には ・・・ 「スキマ学習」
- 応用力の向上には ・・・ 「確認テスト」
という感じでキレイに役割分担されている印象があるので、その時の状況に応じて必要な教材を進めていくのが良さげと思います。
ちなみに息子が通う公立中学校の定期テストには、確認テストBページの難易度高めクラスの難問はまったく出題されないので、テスト前は学校指定のワークばかりをやっていました。
どちらかというと受験対策用に役立ってくれている印象なので、ぜひこれからもどんどん活用して欲しいと切に祈るばかりです(笑)
また、この「ZStudy本科(高校受験コース)」は、姉のお下がりにも関わらず一年間相当役に立ってくれたので、正直なところ今年も欲しいなと思っている程です。
実際のところスタートセットのテキスト3冊だけでもかなり使えるので、まずは一ヶ月受講してみる、という選択肢も十分ありだと思います。
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