スマイルゼミの中学生コースには「標準クラス」と「特進クラス」がありますが、このふたつは内容も値段もかなり違います。
スマイルゼミって「楽しく勉強したい」「勉強は嫌い」という人向けの教材と思われがちですが、特進クラスでは難易度の高い問題も多く出題されているし、難関校に合格した人も沢山います。
このお話は、スマイルゼミの中学コースに興味はあるけど「標準クラス」と「特進クラス」のどっちを選べばいいの?という人向けに書きました。
うちは標準クラスと特進クラスを両方受講したことがあるので、実際に使って感じた違いなどもお伝えしていきます。
この記事を読めば特進クラスの内容やレベルなども分かるので、スマイルゼミ中学生のコース選びがぐんっと楽になりますよ。
特進クラスと標準クラスでは月5000円前後も違う
そうなんです。月5000円の差って、意外と高いですよね汗
しかも、標準クラスの月額は5980円からとなっています。
極端なことを言ったら、倍近く違うんです。
スマイルゼミ中学生コース会費
標準コース(1・2年) | 1ヶ月払い/月6,980円 | 半年払い/月6,580円 | 一年払い/月5,980円 |
特進コース(1・2年) | 1ヶ月払い/月12,400円 | 半年払い/月11,600円 | 一年払い/月10,800円 |
標準コース(3年) | 1ヶ月払い/月7,980円 | 半年払い/月7,580円 | 一年払い/月6,980円 |
特進コース(3年) | 1ヶ月払い/月14,400円 | 半年払い/月13,600円 | 一年払い/月12,800円 |
※中学3年生になると、標準コースで月1,000円UP、特進コースは2,000円UPします。
※スマイルゼミに掛かるお金をまとめた話は「スマイルゼミ中学生は全部でいくらか。特進、英語、年割も費用全て」でお伝えしています!→
スマイルゼミ中学の標準クラスと特進クラスの内容の違い
まずは、標準クラスと特進クラスの違いをざっくりとまとめてみました。
- 勉強量がかなり違う。そして特進クラスはその分早く進む
- 【Point】ちなみに特進クラスは小6の3月から中学校の勉強が始まります。
- 問題の難易度もかなり違う
- 【Point】特進クラスは特に後半、応用問題や難関校の過去問などが多くなります。
- 特進クラスは中1から受験対策が豊富
- 【Point】特進クラスは中1夏から模擬テストが始まります。志望校判定で弱点克服&偏差値UP要素も満載!
- 中3になると、特進クラスは8月で中学校の全単元終了
- 【Point】中3の9月から、特進クラスは上位校向け応用問題対策に特化します。
・・と、さらっと書いてみましたが、内容はなかなかハード。
スマイルゼミ中学生特進クラスの特徴をさらに細かくみていきましょう。
スマイルゼミ特進クラスと標準クラスの量と難易度、進み方の違いを比較
量は正直、「むちゃくちゃ多い!」とは感じませんでした。(うちにある中1の教材を見比べた限りでは)
見て頂いても分かる通り、一つの科目に対しても1〜2講座くらいしか違いはありません。
↑ 左が特進コース(中1_4月)・右が標準コース(中1_4月)
ただ、よく見ると特進クラスは応用問題が多い
そうなんです。スマイルゼミ 特進クラスの問題は「応用」と書かれている単元がちらほら。しかも左の標準コースと比べると全体的に進み方が早いように見えます。
しかもスマイルゼミ特進クラスは小学6年3月から中学の単元がはじまる
単元数はそこまで変わらないのに特進クラスの方が進み具合が早い、なんか変だと思ったので息子に聞いたら、「特進クラスは3月から始まってるんだよ」と。
そもそものスタートダッシュが違うということですね。
そう、小学6年生の3月分(特進クラス)と、中学一年生の4月分(標準クラス)の内容がほとんど同じなんです。
早めに予習ができると新学期にも余裕を持って取り組めるので、親としては安心ですね。
特進クラスで1年時から受けられる年3回の模試は、偏差値&志望校判定ができる有益ツール!
スマイルゼミ特進クラスについている「模擬テスト」は、スマイルゼミのタブレット上で模擬試験を受けられる機能です。
家から一歩も出ずに自分に合ったタイミングで気軽に受けられるので、忙しい子でも取り組みやすいですよね。(※ 該当範囲は今まで習った部分が対象)
そして一般的な模試と違って、スマイルゼミの模試は受けたらその場ですぐ結果判定を受けられるのが最大のメリット!試験後すぐに自分のレベルや偏差値も把握できます。
結果が届くまでに時間が空くと、どうやって解いたのかは勿論、下手をしたら解いた問題すら忘れてしまいます。
思い出すところから始まる分二度手間になりがちですが、スマイルゼミの模試ならその場ですぐ回答を見て間違い直しができるから合理的なんです。
偏差値&合否判定で理想と現実の差をリアルに知る
そしてさらに嬉しい機能が、その場ですぐ自分の偏差値と志望校の合否判定を受け取れること。
現在の自分のレベルを正しく把握できるので、A判定だったら自信に繋がってますますやる気が出せるし、それ未満の場合は「今のままじゃまずい」と自分にハッパをかけることができます。
理想と現実までの距離が正確に分かれば、先が見通せるというか思いもしないところから力が出せたりしますよね。
ちなみに志望校判定は志望校以外でも試せると公式サイト内にも書かれていたので、いろんな学校で試してみて可能性を広げるための活用も出来ます。
スマイルゼミ模擬試験は「弱点対策プラン」に活用されて偏差値UP!
この模擬試験の結果を受けて作られるのが、ひとりひとりのレベルに合わせた「弱点対策プラン」です。
基礎学力を定着させながら、難問に打ち勝つ応用力をつけるこの機能。
早い段階から徹底的な弱点対策&偏差値UPが可能になるんです!
・定期的に模試を受けられる
・憧れの学校と自分の現在地を把握できる
・自分だけの弱点に特化したプランを定期的に提案してもらえる
この全てを、家にいながら1年生の夏から始められるなんて。
・・・特進クラス、むっちゃ良くできてるっっ!!!
中三9月からの「実践演習期」で更にレベルアップ!
受験期ど真ん中の9月からは難関校向けの過去問に特化した「難関国私立対策イベント」がメインとなるようです。
「見たことないような英語の問題が出た」とか「全く同じ問題が入試に出た」という口コミが多いので、かなり良問ぞろいなことは間違い無いと思います。
地味に好評なのが英作文の添削イベント
他のスマゼミユーザーの解答を見ることができるイベントだったようで、参考になったり励みになったり、「自分は同じ間違いをしないようにしよう」と心に決めたり、人それぞれの活用法があったようです。
同じような境遇で頑張る子達の一面をリアルに感じ取れるのは、スマイルゼミの企画ならでは。
「皆頑張ってるから自分も頑張ろう」と思えるようなサポートをさりげなくしてくれる所は、目立たないけどスマイルゼミのすごく良い所だと思います。
スマイルゼミ中学特進クラスと標準クラスでは配信される内容は相当違うのか
実際にウチの子達が、スマイルゼミの特進クラス&標準クラスを受講したので比較をしてみたのですが、中1の4月時点では凄く大きく違う印象はありませんでした。(ただ既に応用動画は多め!)
あと小学6年生の3月からすでに中学の講座が始まっているので、進み具合は早めですね。
特進クラスは進み具合が早いからという理由で、来月講座の先取り機能はなく、標準クラスのみ先取り機能を使うことができます。
なので、1年生の前半の段階では先取り機能も併用すれば、すごく大きな差はないように感じました。
夏以降は模擬テストや志望校判定も始まるので、特進クラスと標準クラスの差が開いてくるのかな・・という印象ですね。
正直特進クラスは費用がちょっと高い。他社の安いアプリで補えないの??
前半にお伝えしたように、中学スマイルゼミは特進クラスと標準クラスで 月5,000円近く差があります。
塾ほどではないにしろ、毎月の負担にはなりますよね。
模擬テスト自体は、スマイルゼミの模試を受けなくても、最寄りの塾や会場で年に数回、学力コンクールを受けることも出来ます(北海道なら道コン)
応用力は、数学英語が優先かと思うので、他社の難易度の高い教材や動画アプリなどで補った方が、安上がりなんじゃないかな・・という気も。
不足分は別の教材で補って、中学3年になる前にスマイルゼミの特進コースに戻る・・・というのも一つの方法なんじゃないかなと。。
【19年11月追記】スマイルゼミ特進だからできる対策にこそ価値があったと改めて判明!
スマイルゼミの最大の魅力が人工知能を活用した指導内容。つまり 「今自分に一番必要な勉強を、毎日取り組ませてくれる」 という点です。
他社の動画アプリや参考書では結局「自分を理解し、必要な部分を計画的に毎日取り組む」という高いハードルの積み重ねが必須になります。
日々慌ただしい子供たちにとって、その継続は相当な鍛錬が必要です(大人でも辛い)
塾に通っている場合は受身の継続でまかなえますが、家庭学習派は「自分との戦い」の要素が相当強くなるため、意志が弱いと動画アプリと参考書の活用だけでは限界を感じました。
子供には未来があるので少しでも勉強の環境を整えてあげたい、それにはやはりスマイルゼミの特進コースが最適と感じています(涙)
スマイルゼミ特進クラスは難しそう。講座内容についていけるか不安
ただ、そうなってくると気になるのが「難し過ぎるんじゃないか?」という不安です。
正直なところ、特進コースは難問が多く「難し過ぎてついていけなくなった」という人もいるようなので、難易度はかなり高めに設定されているようです(特に中3の9月以降)
ただ、もし迷っているならまずは特進クラスにしておいて、辛くなったら標準クラスに変更することもできるので、挑戦心があるなら試してみる価値はあります!
※ 特進クラス⇄標準クラスへの切り替えはネット上で簡単に出来ます!
スマイルゼミの特進クラスは、日々確実に積み上げてよりレベルの高い上位校を目指したい人にはベストなカリキュラムだと思います。
スマイルゼミの標準クラスから特進クラスに切り替えた時は
同じように、標準クラスから特進クラスへ途中で変更することも可能です。
その場合、特進クラスは標準クラスより進み具合が早いので、後半になればなるほど差が開いてしまいます。(特進クラスは中3の8月で全単元終了)
差が開いた分の教材は配信されないので、自己学習でカバーしなければなりません。(しかし夏休み対策や定期テスト対策内では配信されます!)
差の開きを考えると、特進クラスに切り替えるのは出来る限り早めの方が子供の負担は少ないと思いますが、一方スマイルゼミの中で出来る対応もあります。
それは、「トレーニングモード」を活用することです。
トレーニングモードは5教科全ての中1〜3の単元をクイズ形式で問題を解く形になっています。(数学のみ小学校の復習まで対応!)
このトレーニング機能を使えば、何度も反復練習をすることが可能です。
しかも嬉しいことに、全単元の解説動画が付いています!
分からない部分は、トレーニングモード&解説動画が、かなり役に立ってくれると思います。
スマイルゼミ中学生、特進クラスと標準クラスの違い
ここまで、スマイルゼミの特進クラスと標準クラスの違いを解説してきました。
ここで、改めておさらいをしてみましょう
スマイルゼミ特進クラスの魅力
- 教材の量が多めで進むペースも早い
- 偏差値UPのベース作りに!
- 難易度の高い問題が多い
- 難関校向けの対策が早くから出来る
- 中1から模試や志望校判定を受けることができる!
- 理想と現在地のレベルの差を明確に意識することができる
- 中3の8月で中学校の全単元が終了
- 9月からは上位校向け応用問題対策に専念できる
塾に行くより安めの値段で、ハイレベルな対策が可能となるのが、スマイルゼミ特進クラスの最大の魅力ですね。
特に卒業生の声を見ていると「模試・志望校判定」が励みになったと言っている人が多い印象でした。
塾に行かずに上位校に合格した人も多く、スマイルゼミが良いパートナーとなってくれたことが伝わってきます。
一方、スマイルゼミ標準クラスの魅力は
- ひとつひとつを分かりやすく解説してくれる
- 基礎をしっかり覚えられると定評あり。
- 先取り機能が付いている!
- 早めに講座が終わった時は来月分を先行ダウンロードできる(標準クラスのみ)
- 価格がお手頃
- お手頃な価格で9教科+漢検対策のサポートを丸ごと受けられる!
手頃な値段設定で、9教科の定期テストや漢検の対策まで出来るのは、スマイルゼミ標準クラスならではのコスパの良さです。
一方、それより上を目指す人のためにあるのが特進クラスという印象です。
どのレベルを目標としているか
どんな大人になりたいか
最後にスマイルゼミ特進クラスのメリットを改めて
- スマイルゼミはタブレット学習で基礎がわかりやすい。
- 特進クラスは難関校の過去問など試験によくでる「良問」が多い
- 模擬テストの志望校判定で意識が明確になる
- 弱点&偏差値UP対策が豊富
- 人工知能が客観的に、その時必要な勉強を教えてくれる
しかも、トレーニングモードを使えば小6(基礎の基礎)からつまずきポイントをおさらいできるし、分からない部分は動画解説も見放題です。
特進クラスと標準クラスの切り替えはいつでも出来るので、迷う要素がある場合はまずは特進クラスから挑戦した方がいいと私は思います。
そもそもスマイルゼミは説明がわかりやすいから、勉強体力をつけるために一番大切な基礎部分をしっかり定着させてくれるんです。
※ 目立たなくて取り柄なしだったウチの息子も、スマイルゼミの受講で一気に成績が上がりました(笑)
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