今回は牛乳パックをベースに余っている毛布やソファを使ってふかふかソファの作り方をご紹介します!この作り方だったら、お家にある余り物だけでガムテープを使えば作れるので、お子様のおもちゃやインテリアの替わりなどにも活用できるかもしれません。
お金をかけずに本格的な見た目のソファができるので、ぜひ手軽に挑戦してみてください。
(※コロナ禍ど真ん中の休校中に取り組んだ内容となっております🙇🙇)
牛乳パックソファの材料
ということで、今回のソファの材料、
- 牛乳パック
- 古紙
- 古布(タオル、毛布、クッション)
基本はこちらになります(笑)
材料もっと詳しく・・!!
- 牛乳パック ・・・ 82コ
- 古紙(新聞紙) ・・・ 朝刊 20~30日分くらい
- カバー用の生地(布) ・・・ シーツ位の大きさがあると安心
- 古布 ・・・ 毛布・ブランケット・タオル・座布団などの現役引退陣(あればダンボールも)
- 接合&接着用 ・・・ ガムテープ・両面テープ・ボンド・紐・針と糸など
このように、牛乳パックは数を数えたら全部で82個、新聞紙は朝刊20~30日分くらい(量を増やすほど強度も上がる、けど重くなる)でした。
古い布はあったらあるだけソファがふかふかになるけど、そんなにない場合はレジャーシートとか窓際に置く断熱ボードとかも良さげな感触でしたっ。
ちなみに座面用(座る部分)にダンボールがあるとますます良いです(凸凹が軽減されて座り心地がより安定した!)
あとはカバー用の布(生地)ですが、我が家の場合は家に余ってた生地を使いましたが、シーツ一枚分もあれば十分足りると思います。
※ ソファの周りに巻きつける毛布などのボリュームによって、ソファ全体の大きさも微妙に変わるので、カバー用の布はちょっと大きめにある方が安心です
その他に使ったものは接合用として、ガムテープに針と糸、縫うのがめんどくさい部分は両面テープやボンドなんかも便利でした。
ガムテープの強さ&量が牛乳パックソファの強度を決めるカギになったので、少し多めにあると安心だと思います(2~3本) ※紙タイプ(クラフト)は剥がれてくるのですすめません汗
牛乳パックソファを作る!
ではでは、ここからは実際に牛乳パックソファを作っていきます。
この82コの牛乳パック、完成をイメージして並べた様子はこちらです。
そして使う牛乳パックをパーツごとに分けると、、
- 座面(座る所)・・・52コ(横13×奥4)
- 肘掛け・・・4コ(2×2対)
- 背もたれ・・・26コ(横13×縦2)
こんな感じで、おおまかに3つの部位に分けて作ることにしました。
①牛乳パックに新聞紙を詰める
「座面」「肘掛け」「背もたれ」と大きさが違うため部位によって加工が微妙に違ったのですが、基本的に牛乳パック全部に新聞紙を詰めました。
↑新聞紙はもらってきましたw
開いて詰めて留める・・やることは簡単なのですが、量が量なのでなかなか重労働です(笑)
↓↓↓↓↓
- 1.牛乳パックの上の部分を開く
- 2.新聞紙を丸めて詰める
- 3.テープで上を止める
各牛乳パックにそれぞれこの3工程があるので、我が家は子供二人に手伝ってもらって各作業を分担しました。
1.ソファの「座面」の部分を作る
ソファを3つの部位に分けた中で、まずは基盤になる「座面」の部分(座る所)から作っていきます。
上の図のように、座面の牛乳パックは横13コ×奥行き4コ(計52コ)使いました。
ぐちゃっと丸めた新聞紙を詰めてテープで留めた52コの牛乳パックをきれいに並べて、ガムテープでぴっちり2~3周ほど留めていきます。
ちなみに一つの牛乳パックに詰めた新聞紙は見開き2.5枚分でした!強度を上げたい場合は増量もアリです (※ただし重みも増します汗)
※一度にまとめて52個を綺麗にテーピングできる自信がなかったので、2~3列ごと小分け留めにして最後に52個をひとまとめにテーピングしました
2.ソファの「背もたれ」の部分を作る
次に、ソファの背もたれの部分を作っていきます。
こんな感じで、背もたれは2コの牛乳パックを連結させたものを13本作り、凹凸をつけるように交互に配置しました。
牛乳パックの中身ですが、こんな感じでくしゃくしゃに丸めた新聞紙(見開き2枚分)を、上下それぞれの牛乳パックに詰めました。
背もたれは13本の連結牛乳パックを並べてテーピングするので、それぞれの長さが出来るだけ同じになるよう注意しながら、1本1本確認しつつ作っていきました(でも若干ガタついたw)
※13本をテープでまとめて留めていく時も、ガタつかないようにゆっくり一本一本止めましょう
3.ソファの「肘掛け」の部分を作る
最後に肘掛けです。肘掛けはソファ座面の奥行きと同じ長さになるよう連結牛乳パックを4本作りました!
左右2本ずつ(計4本)をガムテープでまとめて固定です。
ここまでで、「座面(座る所)」「肘掛け」「背もたれ」の3つのパーツの基礎(?)が出来上がりました!
意味もなく並べるとこんな感じです(笑)
②ソファにクッションを肉付けしていく
牛乳パックの骨組みが完成したので、ここからはソファにふんわり感をつけていこうと思います!
1.ソファの「座面」を肉付け
これは本当にお見せするのも恥ずかしいのですが、我が家の使い古した古布が一同に会した図です。↑ガムテープや紐など使って布を固定させました
せっかくなら座り心地優先と思い、まずボロ毛布を座面に配置したのですが、試しに窓の手前に置く断熱カバー(窓際断熱ボードなど)も置いてみたら座り心地むっちゃ良くて、危うく窓に活用してる分をソファに使いそうになりました(笑)
ほかにもレジャーシートとか、クッション性があるものだったら意外となんでもイケる気がしました。
あと、牛乳パック同士のわずかな凹凸が意外と座り心地に影響したので、牛乳パックの上に直接毛布を敷くよりも 間にダンボールを敷いた方が、座っていて快適 に感じました!
2.ソファの「肘掛け」を肉付け
次に肘掛け部分ですが、たまたま百均のへたり気味クッションが2枚あったので、試しに包んで縫い合わせると、思った以上にそれっぽい見た目になってくれました(笑)
3.ソファの「背もたれ」を肉付け
背もたれ部分もお古のブランケット&バスタオルを重ねたら、牛乳パックのゴツゴツが気にならない程度に丸めの質感になってくれました。
ということで、「座面」「肘掛け」「背もたれ」をひとまず合体させるとこんな感じです。
ひどい見た目ですが、なんとなくソファっぽいクッション感が出てきましたねっ(笑)
③ソファにカバー生地をつけていく
このままでは古布感満載すぎて痛々しいので、カバー用の布(生地)をつけていこうと思います。
1.「肘掛け」にカバー生地をつける
まずは一番小柄な「肘掛け」からです。
カバー用の生地を手ごろな大きさに切ってぐるっと巻きつけガムテープで固定。見えるか怪しい部分は手縫いでまかないました。
※両面テープ活用もありです! ←ケチった人
2.「座面」にカバー生地をつける
次に座面部分の上半分にもカバー用の生地をつけました。下半分は上から更にカバー生地をかけるのでガムテープでOKです。
3.「背もたれ」にカバー生地をつける
背もたれの部分も、座面と重なる部分は見えなくなるのでガムテープべたべた&生地ケチり風ですw
④ソファ「座面」と「背もたれ」を合体!!
「座面」「肘掛け」「背もたれ」にカバー用の生地を貼り付けたら、思い切って「背もたれ」と「座面」をガムテープでぐるっぐるに巻いていきました。
ここの作業でガムテープがかなり減ってしまうので、ちょっとケチりたい気持ちになったのですが、ここでケチるとソファの強度がかなり下がる気がしたので、、思い切りました(笑)
次にガムテープぐるぐるで見すぼらしい下半分にもカバー生地を貼り付けていきます。
見えないところはやはりガムテープべたべたです(笑)
本当は両面テープでもいいかと思ったのですが、ぐるっと一周させたら「両面テープ一気に減りそう汗」と不安になり生地一周まるまる手縫いにしました(笑)
そこまでいったら、あとは肘掛けを設置すれば完成です!
ただ・・実は肘掛けこそ一番心配な箇所でした(^^;)
だって、ポロっと外れそう・・汗汗
外れるくらいなら最初から肘掛けがないタイプのソファにしようかとも思ったのですが、なんとなく肘掛けがある方がソファっぽくなってくれる気がしたのでどうしても欲しかった・・!!
ということで、肘掛けがあるソファにするために、直接肘掛けを「座面」→「背もたれ」と、肘掛けに面している部分全体に縫い付けていくことにしました。
正直・・肘掛けを縫い付けるのはちょっとくたびれました(^^;)
ここで適当に縫っちゃうと「ぽろっ」と取れちゃう気がしたので、出来るだけ気をつけるようにチクチク。。
ちなみに、大きさの参考になるかわかりませんが、我が家のぬいぐるみと同化させたらこんな感じになりました(笑)
大人だったら一人だとゆとりがある感じで、二人で座ろうとすると若干密着ぎみになりそうです(^^;)
ただ、元が牛乳パックとは思えないほどこのソファ、座り心地は良さげです(家中の古布引っ張り出してきた甲斐があった笑)
気になる肘掛けの強度ですが、名前通り肘を当てる程度だったら全く支障はなさげですが、ソファらしく毎日まくらがわりに寝ていた場合はある日突然「ぼろっ」といくと思います(笑)
あと、背もたれと座面の隙間はガムテープで固定はしたものの、ソファらしく飛んだり跳ねたり蹴ったりした場合は割と早めに裂けると思います(笑)
「座るだけ」くらいなら快適に使えるけども、寝たり跳ねたり激しく使うには向いてないかな・・という印象ですね。
うちの場合は「ちょっと腰掛ける」的なソファが欲しかったので満足です(これでソファを背に動画撮れる)
しかも 材料代がガムテープ×3=300円のみ! それ以外は全部もともと家にあったもので出来たからやたら得した気持ちになりました(笑)
本当に私なら貧乏性でつい色んなものを溜め込んでしまうので、これを機に部屋も片付いて万々歳。
なにより材料費がことごとくかからず完成までこぎつけられたので本望です。よかった。
牛乳パックの個数やガムテープ・新聞紙の使用量で大きさや強度も自由に調整できるし、余ってる古布を使って好みの座り心地を再現したり、肘掛けの有無でカスタマイズなどなど・・使い心地やデザインも自分の好みを優先させられるのも牛乳パックソファの良い所と思いました。
あ、あと私みたいに両面テープをケチらなければ糸と針の出番もかなり減らせます!(笑)
難しいテクニックとかも必要ないので、お金かけずにソファをGETしたい時はやってみて下さいねっ(´◡`)✨