酪農学園大学という大学をご存知でしょうか?
札幌の隣、江別市にある動植物環境系の大学で天気のいい日は敷地内で牛がゴロゴロ転がっている穏やかな学校なのですが、時々一般人向けの講座をやってて我が家もたま〜に参加しているんです(笑)
そしてその酪農学園大でつい先日のこと、子供向けのドローン公開講座をやっていたので試しに息子と行ってみました!(小学5年生~高校3年生だそうです)
もちろん、私も息子もドローンなんて飛ばしたことも触ったこともなく、何もわからない(;;)
ていうか、「ドローンって普通の人飛ばしていいんでしょうか?」「どんなことに使うんですか??」
というレベルで全くわからないのでw 恐る恐る行ってみました(笑)
ドローン講座その① 広い講堂で座学
こんな広い所で座ってお話聞いてるのもなぁ〜って感じだけど、次の時間はこの講堂で実際にドローンをみんなで飛ばすということなので納得っ(^o^)
酪農の学校がなんでドローン??っていう所から詳しくお話ししてくれました。しかも対象年齢が小学5年生〜なので話がわかりやすい!(私でも分かるっww)
ってことでなんで酪農大がドローン(笑)
私が毎度話半分で聞いたあやふや情報で恐縮なのですがw汗
ざっくりいうと空から広範囲を撮影するだけじゃなくて、どこにどんな動植物がどれ位いるかとか、植物も種類や量・高さまで分かるらしいです!(リモートセンシングと言うらしいっ)
農家さんが土地の改良目的のために自費で測量用のドローンを購入するケースも増えてるとか(*゚∀゚)ワオッ
しかも航空写真を何百枚も縦横ずらして撮影すると立体図も手軽に作れちゃうから、災害による地形の変化とかもすぐ分かっちゃうし、あらかじめ操作をプログラミングで設定すると、ドローンさんが勝手にお仕事をしていつの間にか帰ってきたり〜なんて、色んな技術がここ数年で一気に進歩したらしいですよっっ。
きゃー!楽ち〜〜んヽ(*´∀`)ノ゚
ていうか最近の農家さんは自分の土地でドローンを飛ばしているんですね。
むっちゃ最先端じゃありませんかっっ!!スゴイッ
ドローン講座その② 広〜い講堂でドローン飛ばす
そんな楽しい教授の話が終わって、次は室内操縦です!
一番左のドローンが、DJIの「Tello」
一番右のドローンが、DJIの「ファントム」(型番は知りませぬ汗)
手前の戦車が(やっぱり)DJIの「RoboMaster」
※奥の真ん中のドローンに至っては名前知りません
ちなみにRoboMaster(ロボマスター)はDJIが作ってるってだけで、ドローンじゃないです。
きっと教授はDJIが好きなんでしょう(v´∀`*)
ってことでDJIロボマスターの面白さを熱く語る金子教授
戦車型のロボットが2台並んでいますが、このロボマスターはレーザーで攻撃しあって戦えちゃう6,5万円のおもちゃだそうです(笑)
なんか似たようなおもちゃが昔うちにもありましたが、それをとことん高性能にした感じだと思います。
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↑うちに昔あったロボット型オモチャw
しかもこのロボマスター、四輪駆動なのに真横にも走るんです笑
もうタイヤ全く動いてないから別にタイヤなくてもいいんじゃないww
DJI™ RoboMasterが動き始める!!
ってことでアジア系留学生さんがお二人、早速ロボマスターを操作してくれました!
ご覧の通り、ロボマスター目線の映像が大画面に映されておりますっ(☼ Д ☼)
操作は基本タブレットで、前後左右と自由に行き来しビュンビュンと白熱した対戦を繰り広げることができますっ。
HPが先にゼロになった方が負けで、落ちると急に動かなくなります(コンティニューOK!)
本物の玉も入れれるんだって
レーザーだけではなくて、地味に本物の玉も装塡できるそうですよ!
とは言っても誰かに迷惑をかけることがないように、BB弾よりちょっと大きめの柔らかいジェルビーズ(ゲル弾)を入れることが出来るそうです(´◡`)
自動追尾が次世代的過ぎておばちゃん仰天ww
しかもこのロボマスターの一番の胸熱ポイントがっ。
一度、たーげっと・ろっくおん!ってすると、自動運転に切り替わってどこまでも相手を追跡するんですっ!!(*゚∀゚)
ロックオンして自動追尾とか、
攻殻機動隊そのもの!!!
(観たことないけどwww)
これはガチでSFの世界来ちゃいましたねっ。
ロボマスターはプログラミングを活かして自動走行も出来ちゃうオモチャだそうです。
てかもう、やっぱりここでも出てくる「プログラミング」ですよwww
何でもかんでもカギになるのはプログラミングじゃないですか!笑
もう〜息子っっ!!今すぐプログラミング覚えて〜〜〜\(^o^)/
地味に気になったのが留学生さんの会話
このお二人の留学生さん、なんだか先ほどから不思議な言語をお使いなんです(笑)
「何語で喋ってるのかなぁ〜」と思っていたら、教授が場の空気を察したようでお二方の言語の解説をしてくれました。
まずお一人の母国語が「スペイン語」
もうお一人の母国語は「ポルトガル語」
そして、お二人で会話をする時は「スペイン語」
そこに教授が加わると「英語」
しかも他にも留学生さんいて、研究室では全部で5ヶ国語が乱れているそうです(笑)
みなさーん!ここは日本なのでの日本語も喋って下さいね〜
ヽ(*´∀`)人(*´∀`*)ノ
室内で子供達はDJIのTelloを飛ばす飛ばす〜
そんなこんな今度は子供達の番です。
試しに学生さんがスイッチを入れて飛ばし始めると、あの独特な「ブーーーン」の音が講堂中に広がります。
最初こそなんとなく違和感を感じてましたが、慣れるとそんなに気にならなくなって来ました(笑)
といっても、わざわざドローン講習会に参加する子達が集まっているので、そもそも勘がいい!!(ゲーム脳??www)
着陸したい場所に上手に着陸させるのが難しそうでしたが、みんな見るからにどんどん上手になっていきました。
トイドローンはお手軽
ちなみに、私はドローンのことなんて全く知らなかったんですが、Telloのような小さいトイドローン(200g以下)だったら、人に迷惑をかけなければ航空法の規制の範囲外で、許可もいらないそうです。
なのでドローンを使ったことがないちびっこ達も(むしろ大人もw)トイドローンを室内で飛ばす所から始めれば、ドローンのハードルぐんっと下がりますねっ♪(電波的にも安心w)
\\\\ 「トイ」と言ってる割には高いぞっっ(^o^) ////
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・・ただ最初にちらっと出て来たファントムだと20万位します!したらTelloはファントムの消費税より安い!
って思えば、ほら急に安く感じて来た〜〜(o’∀’)σそれとこれとは別
ドローンの規制
「ドローン=勝手に使うと罪!」みたいな印象だったんですが、全くの勘違いでした(笑)
そもそも規制の対象になるのはさっきのファントムみたいな200g以上のドローンだそうで、200g以下のトイドローンは当てはまらないそうです。
ちなみに200g以上のドローン(無人航空機)の規制の一覧はこちら ↓↓↓
↑ 国土交通省HPより引用
人口密集地や空港、夜間の操縦などはNGで、基本的に国土交通省へ申請(許可)が必要のようですね。
一方、総重量が200g以下のドローンは「模型航空機」という扱いになり、空港周辺の禁止と高さ規定以外は規制の対象外だそうですっ╰(*´︶`*)╯
※トイドローンはそもそもそんなに長く飛ばない!(らしいw)
ドローン講座その③ドローンを屋外で飛ばすぞ〜〜っっ
ってことでついにドローンを屋外に飛ばす時がやって来ました!
風が強い日はトイドローンはうまく飛ばないそうですが、本日微風のためOKとのことっ。
ちびっこ達も室内でかなり操縦に慣れたみたいで、どんどん空高くドローンを飛ばしていきます!
息子もだいぶ慣れてきたようで母ひと安心です( ´ᐞ` )w
今回、実際に屋外で飛行をさせてもらったのはDJIのファントムとTello。
奥の白い機体がファントム。手前のピンボケがTelloです(笑)
ちなみに、Telloは¥12,800でほぼ定価販売のみのようで、トイドローンの中でもかなり高い方です。
ただトイドローンは室内専用が多いみたいなので、こんな風にがっつり外で不自由なく飛ばせる所を見てしまうと、この金額を払う価値あるアイテムなんだろうなぁ〜という印象です(;;)
安いトイタイプを買ってすぐ壊れたり不満を感じたりするよりよっぽど良いんでしょう。
活用の幅も広そうです(うぅ高い)
教授太っ腹♡♡ 外でもRoboMasterで遊べた〜♪
こんなオモチャ男の子大好きですよね!教授の計らいでロボマスターが芝生に上陸いたしましたっ(笑)
登場した瞬間、男子達が寄ってくる\(^o^)/
ちなみにロボマスターは毎年世界大会も開催されているそうで、2019年は中国深圳市で8月3~11日まで開催されていたそうです。
プログラミングと戦略を学べてしかもチームバトルだから人間関係も学べるとか良いことづくめですね!(しかも観光もできちゃう♪)
レゴマインドストームとかマイコンとかに加えて、プログラミングを活用したオモチャの加熱はこれからますます加速するんでしょうねぇ(*゚∀゚)
酪農学園大学のドローン講座に参加してみて
金子教授がなんども「ドローンの技術は平和にも戦争にも使える」と熱く語っていたのが印象的でした。
これから進化していくのが間違いない分野だからこそ、その先駆け的存在としてどう導いていくのかは難しい問題なんでしょう。
【質疑応答】ドローンとお仕事はどう結びつくか?
検定資格を取るとか、仕事に活かせるかどうかを気にしているご家族の方は多そうでした。
教授の話だと、操縦や撮影自体は今の所資格もいらないし誰でもできるからこそ、そこから得た情報を活かしたり、アプリケーションを使いこなす技術が求められてくるという話でした。
検定も今の所(2019年9月現在)は国家資格とかにはなっていないものの、これから動きがあるだろうということと、現状ある検定は金額が高いものも多いようで、損得見極めて考えた方が良さそうでした。
ドローンをお家に一つ常備して日常で使っているだけで操作に慣れることが出来るし、そこから活用のアイデアを練っておいたりすれば、意外なところで開花してくれるかもしれませんね(✿´ ꒳ ` )夢広がる〜
いろんなお話を伺って・・・
「ドローンは戦争の道具になりかねない」というお話でしたが、個人的には戦争も怖いんだけど、とにかくドローン1台飛ばすことで得られる情報量の膨大さに驚きました。
しかもそこに自動操縦を加えると得られる情報は無限大!!
金子教授は環境共生学類の教授だそうなので、環境を守るためだったり農業への活用例としていろんなお話をしてくれました。そしてその話の中でこの技術の進歩は活用次第で人類の個々の活動さえ丸分かりにできる気がしてきて私勝手に身震いしてました:( ;˙꒳˙;): 妄想w
ただ、自分が怖いから受け入れなくても世界の技術は進む一方なので、それならせめてその力を有効活用できる側に回った方がよっぽど懸命なので、そこはさっさと割り切ったもの勝ち(笑)
ということで!!!
息子には今すぐ英語とスペイン語とポルトガル語とプログラミングを覚えてもらいましょ〜〜っっヽ(*´∀`)人(*´∀`*)ノ
いや・・さすがに冗談なんですが!
あでもDJIのTelloは普通に欲しくなってしまいましたっ(笑)
こんなんオモチャじゃないよコレーーーっっ!!(値段も中身もww)
こんな楽しいヤツ外で飛ばしたいじゃないかっ(*゚∀゚*)パアァ
いやはや。知らなくて楽しいことって世の中いっぱいあるものですね!
ありがたいお話、いっぱい聞けてよかったです!!
あとっ。もしもお家の近くでもこんなドローン講座が開催されているようだったら、一度参加してみても良いかも!
お子さんの可能性が広がるきっかけになってくれるかもしれません♪
ちなみに酪農学園大学の市民公開講座一覧はコチラ(´◡`)
それと、金子教授が宣伝していた北海道ドローン協会のHPでは、無料のドローン体験会の参加者も定期的に募っているようです!
ぜひぜひ活用してみて下さい〜♪♪
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