「もぶこむ。」というサイトを運営しているゆきちきと申します!
この度は、こんな辺鄙(ヘンピ)なところまではるばるお越しくださり、本当にありがとうございます!来て頂いただけでも感謝してもしきれませんっ。
そんな来て頂いた早々に「これだけは伝えねばならぬ」ということがございました。
それはこのブログが、本気で私の勝手なつぶやきでしかない、ということです。
割とガチで、自分がスッキリするために書いてる節があるので、広告とかの売り込みはありませんが、その代わり有益な情報もありません(T-T)
(もちろんツッコミは大歓迎)
気づけば年齢とともに背中の荷物ばかりが増えて重くなる一方ですが、
そんなでも必死で生きてれば必ず道は開けると信じて、最後の最後まで笑って走り抜きます。
これはただの独り言でしかありませんが、もし共感してくれる人がいたらきっとその度泣いて喜びます。
超えたいのは自分の壁!!
ではでは、またどこかで!
[失敗ブログ書きのゆきちきより。]
2019年6月初旬のある土曜日、昼下がりから私たちは向かう。
どこへ。
北海道大学の学祭にだ!(ワクワク)
北大ってとにかく広くて緑が豊か。
周辺を車で通るだけでも広大な畑と牛さんに心癒されるような素敵な場所である。
一度行ってみたかったのが、その北大の学校祭。
中1の息子が通う公立中学校では4日後が定期テスト。
クラスの友人たちは間違いなく家か塾で勉強してる。
きっと北大を目指してる友人たちでさえも。
そんなタイミングでお祭りに行くことに若干の罪悪感を持ちつつも向かう親子。
結論から言うと、行ってよかった。
そんなタイミングでもそう思えるのは、北大生のまっすぐな想いがいたるところに感じられたから。
正直、予想の10倍くらいの露店が運営されてて、とても全部の店をじっくりなんて見切れなかったけど、その一つ一つから学生の手作り感や想いの強さが伝わってくる。
とにかく人が多くて、正直びっくりするくらいだったのだけど、不思議なくらい皆マナーがいい。
お客さんとしては、若くて今時な人たちや家族連れが多かったんだけど、お祭りでありがちな雰囲気の悪い人というのは全くいなくて、皆が思い思いに北大祭を満喫している様子だった。
ちなみにメインの講堂(?)の前ではコスプレダンパを開催しててやたら盛り上がってた。
雛壇に立ってるコスプレイヤー達(一般OK)はもちろんガチで踊りまくってたんだけど、観客もノリノリで一体感のある感じがまた心地よい。
そんな催しがあることなんて知らない私たちは、割と端の方で「ほえ〜」っと観てるだけだったんだけど、なんだかそれでも十分楽しめた感。
お腹も空いてきたので、手に持っていたカエルの姿焼きが冷める前にと二人でかじりついた。
もってけ!セーラーふくで最高潮に盛り上がってるコスプレイヤー達を尻目にカエル肉を楽しむ私たち。
「いい選曲やん・・」と思いきや数年前の洞爺湖コスプレイベントで声をかけてくれたお兄さんがコスプレイヤーの中心で一生懸命macを操作してた。
ふざけてやってみたコスプレは意外と楽しかったなぁ・・と思いながら少し懐かしい気持ちを胸に立ち上がる。
コスプレイヤーも、露店の学生さんも、各学部の催しを担当してた学生さんも、皆一生懸命この瞬間を生きてる感じがして「これてよかったなー」って思いながら帰宅した。
自分が学生の時の学祭はあまり盛り上がった記憶がなかったからこそ、真剣に楽しんでる北大生が眩しかった。
私が学生の時は、正直北大って「ガリ勉の集まり」みたいな偏見で見ていた。
けど実際の北大生を見てると、ただただ遊びも勉強も一生懸命な努力家の集まりだということがすごくよく伝わってきた。
必死で勉強するから得られる喜びがある、必死で遊ぶから感じられる楽しさがある。
そこには間違いなく、必死で努力を積み重ねることで得られる人生がある。
「こんな生き方ができたらどんなに素敵だろうなぁ」なんて、私が勝手に胸躍らせる始末。
さてさて、楽しんだ後は君もしっかりテスト勉強頑張りたまえ。
・・・と翌日は朝から勉強。あっという間にもうテスト3日前である。
と張り切る私の思いとは裏腹に。
私)じゃあ時事問題!日本の首相の名前は?
息子)あべかつひこ!
私)・・・???
私)かつひこ・・・??
私)それ・・・市長の名前やん。
なんか、、まじで涙が出てきた。
しばらく止まらなかった。
人にはそれぞれ適してる場所というのがあるんだと思う。
本人が居たいと思う場所に居られることが出来ればそれでいいんだ。
・・うん。
・・・・。
娘)ちょっと!!お母さんが号泣してるよ〜〜!!爆笑
私)もう!うぇっ!これからうえっ!どうしよう!!
すごく近くに感じることができた気がした北大。
どうやら、それはほんの一瞬だけの白昼夢だったみたい。
※Brigitte WernerによるPixabayからの画像